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Dentist examining a patient teeth in the

予防歯科

多くの患者様が、虫歯による痛みを発症してから来院されます。しかし昨今では健康意識の高まりもあり、医療機関としては痛みが発症する前の段階から予防することをご提案しております。

​痛みに対して処置を行い治療していくよりも、定期検診を受診していただくことで早期発見、早期治療が可能となります。

​全ての症状が発症してからでは遅いという意味ではありませんが、未然に発症させない予防をお勧めしております。

長い生涯を考えたときに、痛みを発症してからの処置ですと、患者様ご自身が痛みや費用の面で負担が大きくなってしまいます。

当院では地域のかかりつけ医院として患者様の利益を最大化したいと考えております。

予防に努めることは痛みを発症させないだけでなく、医療費の削減にも繋がります。

​まだ定期検診を受診されていない患者様はご検討ください。

効果的な虫歯予防

Dental laser used on a patient on soft a

1.正しいブラッシング

自分では綺麗に磨けているつもりでも、歯垢は奥歯の溝や歯と歯の間、歯と肉の境目などにのこりやすいもの。気付かないうちに虫歯や歯周病を進行させてしまうことも。そこで鏡で確認しながら磨く、磨きにくいところから磨く、毛先をきちんと当てる、軽いタッチで磨く、小刻みに磨く等々を意識して、1本1本を丁寧にブラッシングしましょう。もちろん、歯ブラシの毛先が広がったものは清掃効果が十分に得られませんので、小まめにチェックして取り替えましょう。

2.唾液(つば)の働きを理解する

虫歯は細菌感染によるものなのですが、虫歯菌の産生する酸を中和する(緩衝能)働きや、歯に対してカルシウムやミネラルを補給する働きがあります。従って、唾液の分泌量が多い方が良いわけです。しかし、頻繁に食べ物(特に甘いもの)を口にする生活だと、歯は常に酸性のままで、虫歯の危険にさらされてしまうんです。そこで最近、一般の方にも浸透してきているのがキシリトール。このキシリトールは唾液の働きを高める効果があるんです。きちんとした食事のタイミング(お腹をすかせて)、繊維質も十分に摂り、食べ物をよく噛んで、ストレスをためないこと!これが、唾液の働きをよいのです。

 

3.甘いものの摂り方

決められたタイミングでの食事は上記の通りですが、間食(特に甘いもの)もだらだらといつも何か食べているのでは、口の中はいつも酸性に傾いている状態なのです。つまり、エナメル質がどんどん溶け出していき、虫歯リスクの高い状態になってしまうのです。間食も時間を決めて摂りましょう。

4.歯を丈夫にするために必要な栄養を摂る

歯の栄養と言えば、やはり頭に浮かぶのは「カルシウム」。永久歯のエナメル質は8歳頃までに完成してしまいますから、早い内からカルシウムを摂取するよう心がけましょう。その他の要素としまして「たんぱく質」は歯の基になりますし、エナメル質の形成には「ビタミンA」が欠かせません。また、カルシウムの代謝や石灰化の調整のためには「ビタミンD」が必要とされています。つまり、歯にとってもバランスの良い食事が大切なのです。

5.歯医者での定期健診

虫歯の痛さは辛いものです。でも、痛みが出る前に発見、処置が出来たらよいと思いませんか?特に、ごく初期の虫歯では再石灰化を促す処置により、削らないで済むこともあるのです。また、徹底的に歯の清掃を行うPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・テゥ-ス・クリーニング)を歯科医院で受けることにより、歯垢や歯石の除去もキッチリ出来ます。また、治療を受けた歯が問題なく機能しているかどうかを確認することも大切です。従って、健診は、早期発見・早期治療、そして良い状態を持続する為のメインテナンスとして必要不可欠なのです。すくなくとも、3ヶ月~6ヶ月毎に健診を受けましょう。

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